研究課題/領域番号 |
17K15873
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病院・医療管理学
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研究機関 | 福岡県保健環境研究所 |
研究代表者 |
西 巧 福岡県保健環境研究所, その他部局等, 主任技師 (20760739)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療・介護レセプトデータ / 地域包括ケア / 国保データベース / 大腿骨頸部骨折 / 脳卒中 |
研究成果の概要 |
福岡県の後期高齢者医療制度加入者の医療・介護レセプトデータベースと国保データベース(KDB)を用いて、医療・介護連携が、医療・介護資源利用に与える影響について検討した。その結果、大腿骨頸部骨折術後1年間の医療・介護費の大半を入院医療費が占めており、周術期医療機関における費用が約48%を占めているものの、残りはその後の入院医療費と介護費であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究計画策定時には、介護保険制度は市町村単位、後期高齢者医療制度は都道府県単位であるという制度的な差異等から長期間の縦断的なデータを用いた研究や、医療・介護レセプトの明細情報を政策評価に用いた研究はほとんど存在しなかった。本研究は県単位の大規模なデータベースを構築し、医療・介護連携体制の評価を行った点で高い学術的意義と有すると考えられる。また、急性期から在宅医療・介護までの連続したケアについて最適化を検討することは医療・介護資源の効率的な使用に加え、高齢者の生活の質向上のためにも重要であることから、十分な社会的意義を有していると考えられる。
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