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がん骨転移病変における血液凝固能の状態とfibrocyteが与える骨形成効果

研究課題

研究課題/領域番号 17K15897
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関香川大学

研究代表者

内田 俊平  香川大学, 医学部, 協力研究員 (20791099)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード骨転移 / Fibrocyte / 細胞・組織
研究成果の概要

がんの骨転移巣における組織修復の働きについて血液凝固機能の異常との関連について検討する。研究当初はヒトを対象として担癌患者と健常人との間で線維細胞の形質の差を検討する予定であったが、まずは実験動物を用いてB16メラノーマ骨転移モデルマウスを作成した。B16メラノーマ細胞の骨近傍への直接移植および静脈投与にてがんの骨転移巣を形成し、これにがん免疫療法を行うことで退縮に伴う骨再生の過程を再現する。同部位を採取し、これに含まれる各細胞分画をフローサイトメトリーで検出することを目指したところ目的としていた線維細胞の回収は困難であったが、がん細胞およびこれに特異的な腫瘍浸潤リンパ球は検出できている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

がんに対する各種治療法が進歩している一方で、これら治療に抵抗性・難治性の病態が存在する。病勢の進行に伴ってがんの転移はあらゆる臓器・器官に起こりうるが、骨転移は骨折リスクを高め、また高度の疼痛を伴うこともあり、患者のADL・QoLを低下させる原因と考えられる。本研究は当初はヒトを対象として骨転移巣に対する治療法を探索することを目的としていたが、それに先立って動物実験において骨転移モデルマウスの作成を行い、がん局所への治療による腫瘍退縮を確認し、局所における細胞の解析を行った。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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