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原発性胆汁性胆管炎におけるmiR-139-5p生体内分子機構の解明と創薬開発応用

研究課題

研究課題/領域番号 17K15921
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関山形大学

研究代表者

勝見 智大  山形大学, 医学部, 助教 (70637355)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードPBC / microRNA / miR-139-5p
研究成果の概要

初年度は培養細胞を用いた miRNA 干渉によるサイトカイン制御の検証を行った。miR-139-5p干渉を行ったところ培養上清中の TNF-α低下傾向を認めこれによりmiR-139-5p が炎症性サイトカイン制御因子として機能していることを検証できた。次年度はPBC モデルマウスを用いた miR-139-5p の生体内発現効果の検討を行った。NOD.c3c4 マウスの尾静脈に miR-139-5p inhibitorを投与することで、PBC肝臓内で低発現させるとTNF-αの低下をきたすことを確認した。従ってmiR-139-5pはPBC病態形成に関与しうることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により難治性肝疾患であるPBCの病態が解明しうる可能性がある。最終的にはmiRNAをターゲットとした創薬開発応用につながることが期待される。根治療法としては肝移植しかなかったPBC治療に大きなブレイクスルーをもたらす成果であったと思われる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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