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頸動脈粥状硬化巣におけるリンパ管新生/血管新生アンバランスとPCSK9との関連

研究課題

研究課題/領域番号 17K16013
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関長崎大学

研究代表者

立石 洋平  長崎大学, 病院(医学系), 講師 (30412167)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード頸動脈プラーク / リンパ管 / 新生血管 / 脳梗塞 / 内頚動脈狭窄 / PCSK9 / 動脈硬化 / Low density lipoprotein
研究成果の概要

頸動脈内膜剥離術を施行した4名の患者の頸動脈プラークを病理学的に検討した。新生血管はプラーク形成が軽度の部分と比較し、最もプラークが厚い部分に密に出現していた。リンパ管は、プラーク形成が軽度の部分と強い部分とで、ほぼ同数であった。この傾向は、プラーク全体で評価するよりもプラークの立ち上がり部分でより顕著であった。また、M1型マクロファージはプラークが軽度の部分よりプラークが厚い部分で多く発現していていたが、M2型マクロファージはそれぞれのプラークで同等であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究で得られた知見を論文として作成し、現在投稿準備中である。これまで頸動脈プラークのリンパ管形成について検討した研究は少ない。頸動脈プラークの増大には新生血管とリンパ管のアンバランスが関わっている可能性が示唆された。つまり、動脈硬化増大因子を運ぶ新生血管が急激に増加することに、それらの因子を排出するリンパ管形成が追いつかず、プラークが増大、進展する可能性が示唆された。今後の頸動脈動脈硬化進展の治療ターゲットとして、リンパ管を増加させることも検討される。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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