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SGLT2阻害剤による急性心筋梗塞患者の予後改善効果の機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K16022
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

太田 慎吾  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (30612931)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード心臓MRI / 遅延造影 / SGLT-2阻害剤 / 心筋梗塞モデルマウス / 微小循環障害 / 急性心筋梗塞 / 高血糖 / SGLT2阻害剤 / 心臓MRI
研究成果の概要

急性心筋梗塞患者におけるSGLT2阻害剤の予後改善効果の機序解明には至らなかったが、研究対象を広く「心不全患者」に拡大し、まずは拡張型心筋症における心臓MRI検査の有効性に着目し研究を行った。拡張型心筋症患者を心臓MRI遅延造影のパターンにより3群(no LGE群、mid-wall LGE群、Multiple LGE群)に分類し、心臓MRI検査施行1年後の左室リバースリモデリング(LVRR)と予後(心不全と致死的不整脈の複合心イベントの発生率)について比較検討した。結果、Multiple LGE群で有意にLVRRの達成率が低く、予後不良であることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在の日本社会では、心不全患者の急増、いわゆる心不全パンデミックが重要な問題となっており、心不全の病態解明およびリスク評価が急務である。心臓MRI検査により拡張型心筋症患者のリスク評価が可能となったことで、標準的薬物治療後にICD、CRT植込みを考慮する際の適切な患者選別が可能となる。また治療開始前にリスク評価を行うことで、患者個々の管理、治療戦略を立てることができ、本研究は拡張型心筋症に対するテーラーメード医療の一助となり得る。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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