研究課題/領域番号 |
17K16072
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 京都大学 (2019) 慶應義塾大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
辻村 太郎 京都大学, 高等研究院, 特定講師 (90741893)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エンハンサー / BMP7 / 腎臓 / CTCF / Bmp7 / シングルセルRNA-seq / クロマチン高次構造 / 腎機能 / 遺伝子 / クロマチン / マウス / ゲノム編集 |
研究成果の概要 |
Bmp7の腎臓エンハンサーの制御について、(1)通常の腎臓機能に重要なエンハンサーは、おそらくBmp7下流領域には存在しないこと、(2)成体腎臓でのBmp7発現は通常状態では限定的であること、(3)エンハンサー制御においてはCTCF結合サイトが重要な役割を果たすことが確かであること、(4)しかし、腎臓細胞で実際にどのように機能しているのかについては、エンハンサーの場所やエピジェネティクス状態に依存するのでそれらを総合的に検討していく必要があること、を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Bmp7の制御という観点からは、より理解を深めていくために、シングルセルレベルでの詳細な解析が必要になってくることを示唆した。エンハンサー制御に関連して得たCTCFの機能およびその調節動態についての知見は、他の遺伝子座においても同様であるはずで、腎臓のみならず広く生体機能をゲノムから探る上での大きな指針となる研究になったと考えている。
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