研究課題/領域番号 |
17K16190
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
梅本 晃正 熊本大学, 国際先端医学研究機構, 特任助教 (50620225)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 造血幹細胞 |
研究成果の概要 |
これまで、「造血幹細胞は維持するためには分裂をさせない」と考えられてきたが、本研究において、IFNγが分裂抑制をしても幹細胞を維持出来ないメカニズム、さらには造血幹細胞が分裂後に幹細胞性を維持するメカニズムとして、エネルギー代謝制御の重要を見出した。従って、今後はエネルギー代謝制御が造血幹細胞の分裂と分裂後の幹細胞生維持に寄与するメカニズムの解明が望まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、「造血幹細胞は維持するためには分裂をさせない」と考えられてきたが、本研究において、分裂抑制をしても幹細胞を維持出来ないメカニズム、さらには造血幹細胞が分裂後に幹細胞性を維持するメカニズムの一端を見出すことが出来た。これらの成果は、造血幹細胞の体外増幅技術の開発に大きく寄与し、骨髄移植を用いた遺伝子治療や再生医療の発展に大きく寄与すると考えられる。
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