研究課題/領域番号 |
17K16197
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
戸田 侑紀 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (40779724)
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研究協力者 |
芦原 英司
森田 真也
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エクソソーム / siRNA / 血液がん / リポソーム / 血液がん細胞 / 細胞内移行 / MLL白血病 / 多発性骨髄腫 / オートクライン / 核酸医薬の送達技術 |
研究成果の概要 |
狙った分子へ特異的に作用するsiRNA製剤は究極の分子標的治療であるが、生体内安定性が乏しいため標的部位へと送達する技術が別途必要である。中でも、血液がん細胞への導入は極めて困難であり、その技術開発が強く望まれている。本研究では、多発性骨髄腫や急性骨髄性白血病などの血液がん細胞株が分泌する細胞外分泌小胞(エクソソーム)にsiRNAを内包し、分泌元細胞内に送達させることに成功した。今後、siRNAの細胞内移行量を改善するためにエクソソームの細胞内移行量やsiRNA内包効率を高める工夫が必要と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
狙った分子へ特異的に作用するsiRNA製剤は、現在使用されているがん治療薬よりも安全性が極めて高いと言われている。siRNAは細胞内に移行することで作用を発揮するが、血液がん細胞に対してsiRNAを細胞内導入する技術は未だ開発されていない。本研究では、血液がん細胞株が分泌する顆粒(エクソソーム)にsiRNAを包み込ませることにより、分泌元の血液がん細胞内に送達させることに成功した。本成果は、血液がんに対するsiRNA製剤の開発に繋がる重要な知見である。
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