研究課題/領域番号 |
17K16305
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 由芽 自治医科大学, 医学部, 助教 (40458302)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 極低出生体重児 / 概日リズム / コルチゾール / メラトニン |
研究成果の概要 |
本研究は、早産極低出生体重児の概日リズム形成と乳幼児期の成長発達の関連を解明することを目的とした。在胎32週未満の早産児または出生体重1500g未満の極低出生体重児を対象に、修正37週から44週の間に唾液中のコルチゾール値(10時、22時)を測定して概日リズムの有無を調べた。研究対象児31名の内、唾液中のコルチゾール値の比により定義した概日リズムあり群は6名(19.4%)であった。概日リズムあり群となし群の比較において、乳幼児期の体重、身長、頭囲のSDスコアの変化率、幼児期の新版K式発達検査の修正年齢でのDQ値に、統計学的な有意差をみとめなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果から、修正40週前後の概日リズム形成の有無は、早産極低出生体重児の乳幼児期の成長発達と明らかな関連は認めなかった。乳幼児期の睡眠障害および行動面との関連については、さらなる検討が必要である。
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