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子宮内発育不全によるIGF-Iメチル化異常が成長発達予後に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 17K16309
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関順天堂大学

研究代表者

池田 奈帆  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (20773881)

研究協力者 粟田 健太郎  
大川 夏紀  
東海林 宏道  
寒竹 正人  
清水 俊明  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードIGF-I / 子宮内発育不全 / メチル化 / 早産児 / CG-137 / 発達予後 / 子宮内発育不全児
研究成果の概要

早産児における子宮内発育不全児は生命予後や成長発達予後だけでなく、将来のメタボリックシンドローム発症にまで影響があるとされる。出生前の胎内環境やストレスがDNAメチル化異常などエピジェネティクス変化をきたすことがその一因とされている。今回、子宮内発育不全を伴う早産児におけるIGF-I関連遺伝子メチル化異常と成長発達予後との関連を究明することを目的とし、臨床研究を計画した。方法は出生時の全血より採取したゲノムDNAからIGF-IのP2promoter領域のメチル化率を算出した。子宮内発育不全児は非子宮内発育不全児に対し、IGF-Iメチル化率が有意に低かった。今後更なる検討を行っていく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の結果から子宮内発育不全とIGF-Iのメチル化率の関連が示唆された。今後更なる検討を続け、IUGRを伴う早産児におけるIGF-I関連遺伝子のメチル化率と成長、発達予後との関連を証明することができれば、ハイリスク児に対する早期介入による予後改善が期待ができるため、学術的意義は高い。
さらに、次の研究段階として、子宮内発育不全の発生時期と分娩までの期間によりIGF-I関連遺伝子のメチル化率が異なり、神経発達予後に影響することを証明できれば、IUGRに対する適切な娩出時期の設定に関する重要な基礎データとなる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [学会・シンポジウム開催] 13th world congress of perinatal medicine 20172017

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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