研究課題/領域番号 |
17K16427
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター (2018-2019) 東京大学 (2017) |
研究代表者 |
大熊 加恵 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (00631136)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 皮膚悪性リンパ腫 / 全身皮膚照射 / 強度変調放射線治療 / 電子線照射 / トモセラピー / IMRT / 放射線治療 |
研究成果の概要 |
皮膚悪性リンパ腫に対する全身皮膚照射は有効な治療法である一方、患者の負担が大きく、均一に照射できないという課題が長年にわたり残されている。申請者は、その解決法として強度変調放射線治療(intensity modulated radiotherapy : IMRT)を用いた全身皮膚照射の臨床試験を行った。理論的には、負担の少ない仰臥位で、ターゲットに均一な照射が実現できる手法である。電子線治療と比較し、IMRTを用いた全身皮膚照射を新たな治療法として確立することの課題を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全身皮膚電子線照射は皮膚悪性リンパ腫の治療法として確立しており、世界的には施行されている。しかしスタッフの負担や治療の複雑性から本邦で治療する施設が少なくなっている。本試験により、新しい機器を用いてより負担の少ない治療ができないか検討を行った。当該機器が導入されている施設は多くあり、この研究をもとにして治療を検討することが可能となるため、社会的意義は大きい。
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