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リポソームを用いた腎毒性を低減させる新規造影剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K16475
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

越智 朋子  奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (60773273)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードヨード造影剤含有リポソーム / リポソーム / ヨード造影剤 / ナノドラッグデリバリーシステム / 造影剤腎症 / イオパミドール内包リポソーム
研究成果の概要

本研究の目的はヨード造影剤の腎毒性を低減するため、リポソームにヨード造影剤を内包したイオメプロール含有リポソーム(IPL)を開発することである。
脂質組成、混錬の最適条件等を検討し、高いヨード濃度のIPLを安定して得ることに成功した。また、ラットの造影剤腎症モデルを作成し、IPLの腎機能に対する影響を通常のヨード造影剤と比較して評価したところ、通常のヨード造影剤では造影剤腎症を来したのに対し、IPLでは腎機能に影響が見られなかった。
腎毒性を低減した新たなヨード造影剤であるIPLの開発に成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

画像診断において高い精度を獲得するためには造影剤の使用が必須となっているが、その一つであるヨード造影剤は副作用に腎毒性を持つ。高齢者、慢性腎不全、糖尿病患者の増加が顕著な本邦においては解決が急務な重要な課題の一つであり、腎毒性を低減できるヨード造影剤の開発が期待されている。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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