研究課題/領域番号 |
17K16504
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原 伸太郎 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (00791112)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 血液ポンプ / 数値流体力学 / ECMO / 小児 / 数値流体解析 / 人工臓器 |
研究成果の概要 |
体外循環装置や膜型人工肺(V-A ECMO)を用いる治療は保険償還が6時間である一方、数日単位で行うような治療であることが多い。小児用の血液ポンプとしては現行ではローラーポンプを使用することが多いが、遠心ポンプと比べて耐久度が低いこと成人用の血液ポンプでは過流量になりやすい。また成人と比べて体が小さく、成長に伴い循環血液量が変化していく小児独特の問題からも、小児から成人まで使えるような幅広い性能を有することが小児用血液ポンプでは望ましい。本研究ではこれまで開発してきた高揚程・低流量な性質をもつシーケンシャルフロー血液ポンプを小児用にカスタマイズすることで、これを達成する見込みをつけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は小児領域における治療の改善を図る研究である。成人と比べて体が小さく、また成長することや各組織の性状が成人と比べて未発達な小児は成人用のデバイスをそのまま流用すると長期的なアシストでは問題が起こることが多い。本研究を実施することで未開拓な小児循環・呼吸補助治療専用のデバイスの開発およびその治療法の一助になると考える。
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