研究課題
若手研究(B)
我々は、簡便で再現性のある手技で、患者のミニジュアモデルとしての初代培養を確立することを目的として研究をおこない、大腸癌においては樹立効率が8割程度と非常に成績が良い手法を確立した。また、この方法を他癌腫へも応用拡大させることに成功した。我々の樹立した初代培養細胞(isolated tumor-derived Cancer Cells, iCC)は基本的な培養方法を2次元培養としており(two-dimensional (2D) cultured organoid, 2DO)、非常に汎用性がある手法で、薬剤感受性試験を含む様々な研究手法において簡便に用いることを可能とした。
我々の樹立した初代培養細胞は基本的な培養方法を2次元培養としており(two-dimensional (2D) cultured organoid, 2DO)、非常に汎用性がある手法で、薬剤感受性試験を含む様々な研究手法において簡便に用いることができるマテリアルである。2DOを用いることで、より臨床の腫瘍に近い細胞挙動の解析が行え、多くのがん研究や個別化医療における有用なソースとなり得る。
すべて 2019 2018
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件)
Biochemical and Biophysical Research Communications
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Stem Cells International
巻: in press
Surg Today
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