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細胞間情報伝達を司るエクソソームの動脈硬化に与える影響と治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 17K16597
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 心臓血管外科学
研究機関九州大学

研究代表者

松田 大介  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (90780883)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードエクソソーム / 動脈硬化 / 腹部大動脈瘤 / 大動脈瘤 / マクロファージ / 平滑筋細胞 / 遺伝子
研究成果の概要

ヒト血管内皮細胞およびヒト血管平滑筋細胞の培養法を確立し、エクソソームを抽出した。超遠心法、共沈法、免疫法の各方法で抽出されたエクソソームをフローサイトメータ、動的光散乱装置によって解析したところ、共沈法による抽出法が最も量的な抽出量が多いことがわかった。並行してApoEノックアウトマウスを用いて、アンジオテンシンII持続投与ポンプを用いて刺激し、大動脈瘤形成マウスを作成できた。血清飢餓環境下においたヒト平滑筋細胞に対してアンジオテンシンII刺激を行い、増殖型マーカーであるSmembの発現を確認できた。同細胞よりエクソソームを抽出した。今後追加検討を行う。

研究成果の学術的意義や社会的意義

動脈硬化に関連する細胞におけるエクソソームに関する研究の足がかりとなった。動脈瘤のモデルマウスを確立し、瘤形成に関わる細胞の表現型を確認し、動脈瘤形成におけるメカニズムを解明する一歩となり得る。より踏み入れたエクソソームの遺伝学的情報を追求していくための基盤ができたと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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