研究課題/領域番号 |
17K16692
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
古田 太輔 広島大学, 病院(医), 助教 (30781645)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 骨肉腫 / エクソソーム / miRNA / MSC由来エクソソーム / 転移 / 骨軟部腫瘍 / 転移メカニズム |
研究成果の概要 |
骨肉腫の転移、増殖に関与すると推測されたmiRNA143,miRNA26a,miRNA26aを解析により選抜した。これらをMSCエクソソームにトランスフェクションして過剰発現させたエクソソームを骨肉腫モデルに単独投与するも有意差を出すことが出来なかった。今後は2種類または3種類投与することにより効果を発揮する可能性があるかを検討していく予定である。 またmiRNA26,miRNA23のノックアウトマウスを作成できたので、これらを用いて骨肉腫との関係について検討を続けていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨肉腫治療は未だに、化学療法の奏功不十分な症例、転移や再発症例の生存率が約20%未満である。そのため化学療法だけでなく、エクソソーム、miRNAを解析することによりさらなる治療、腫瘍マーカーの発見により生存率の向上に役立つと考えられる。
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