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切迫流・早産妊婦の便中の制御性T細胞誘導性クロストリジウム属菌と早産発生との関連

研究課題

研究課題/領域番号 17K16864
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

永山 志穂  自治医科大学, 医学部, 助教 (80741694)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード切迫早産 / 腸内細菌 / 制御性T細胞 / クロストリジウム / クロストリジウム属
研究成果の概要

本研究では切迫早産の病態に腸内細菌と免疫系が関連していると考え、切迫流早産妊婦の腸内細菌叢の解析を行った。その結果、正常妊婦と比較して、統計学的に異なる細菌叢構成であることが示された。細菌種別の比較においても切迫流早産群と正常妊娠群で有意差のある菌が存在した。制御性T細胞誘導17菌のうち本解析では4菌が確認されたがいずれも2群間で有意差は無かった。さらに、患者末梢血からリンパ球を抽出してフローサイトメトリーで解析する測定系を確立した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

早産の原因は多様であるが、早期の流早産では感染症によらない胎盤の炎症が関連していることが推測されている。本研究の結果から切迫流早産妊婦は正常妊婦と異なる腸内細菌叢を有することが示された。腸内細菌叢の違いは免疫系や代謝系に影響を与えることが知られており、本疾患の病態にも影響を与えている可能性が示唆される。今後、腸内細菌叢解析と免疫系解析を組み合わせることにより本疾患の病態解明につながることが期待される。

報告書

(6件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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