| 研究課題/領域番号 |
17K16891
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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| 研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) (2018)
千葉大学 (2017) |
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研究代表者 |
櫻井 利興 千葉県がんセンター(研究所), 頭頸科, 医長 (10791999)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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| キーワード | アレルギー性鼻炎 / 舌下免疫療法 / アレルギー学 / 免疫学 |
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| 研究成果の概要 |
局所のInvariant NKT（iNKT）細胞を賦活化するためリガンドであるα-Galactosylceramide（α-GalCer）を内包したLiposomeをアレルゲンと共にアレルギー性鼻炎モデルマウスの口腔底に投与した。その結果、上記を投与された群では頸部リンパ節中におけるMemory CD4陽性T細胞からのIL-4, 5, 13の産生低下が示され、抗原の点鼻チャレンジによって誘導される鼻炎症状（くしゃみ回数、鼻かき回数）や血清OVA特異的IgE値は鼻炎未発症群と同程度まで抑制された。iNKT細胞免疫系の賦活化は抗原舌下投与による鼻炎症状抑制効果の発現を促進していると考えられた。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルギー性鼻炎に対する根本療法として舌下免疫療法が普及しつつあるが、治療に数年を要し、効果予測が難しいなど課題が残されている。今回、抗原投与と同時にアレルギー性鼻炎モデルマウスのInvariant NKT（iNKT）細胞の賦活化を行ったところ、鼻炎症状（くしゃみ回数、鼻かき回数）や血清抗原特異的IgE値は未発症群と同程度まで抑制された。iNKT細胞免疫系の賦活化は、抗原舌下投与による鼻炎症状抑制効果の発現を促進していると考えられた。
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