研究課題/領域番号 |
17K16916
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮部 淳二 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60756831)
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研究協力者 |
中川 崇
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 乳酸トランスポーター / 放射線抵抗性 / 乳酸 / トランスポーター |
研究成果の概要 |
頭頸部扁平上皮癌培養細胞株用いて乳酸トランスポーターであるmonocarboxylate transporter 4(MCT4)の発現を確認し、CRISPR/Cas9(Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats-associated Proteins 9)法によりMCT4ノックアウト細胞株を樹立した。MCT4ノックアウト株において、細胞増殖能および放射線感受性の評価を行った。MCT4ノックアウト株において細胞増殖能や放射線感受性に明らかな差は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
局所進行頭頸部扁平上皮癌において臓器温存を目指す標準治療は化学放射線療法である。しかし、一部の癌細胞は放射線抵抗性を示し遺残・再発の原因となり、その治療成績は十分に満足のいくものではない。治療成績の向上のためには、低酸素環境を生き延びる癌細胞を制御する新規治療法の開発が必要であり、今回低酸素環境下で発現が上昇する乳酸トランスポーターに着目し研究を行った。
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