研究課題/領域番号 |
17K16952
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所) |
研究代表者 |
岩本 依子 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 耳鼻咽喉科・診療主任 (70636480)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 角化重層扁平上皮細胞 / DNAメチル基転移酵素 / 角化重層扁平上皮 / 真珠腫性中耳炎 / DNAメチル化酵素 / 細胞・組織 |
研究成果の概要 |
申請者の所属機関において、2018年度から2019年度にかけて真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術は合計32例が施行された。そのうち後天性真珠腫に対する手術が15例、先天性真珠腫に対する手術が12例、二次性真珠腫に対する手術が5例であった。当初、年間20例程度の検体採取を見込んでいたが、再発を認めなかった例や微小検体例、検体が角化層のみのものがあり、検証対象となる顆粒層以下の非角化層の上皮を含む検体が12例と大幅に少なく、予定していた研究方法にて有意な結果を得るには不十分と判断し、研究を中断するに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初、ヒト真珠腫におけるDNAメチル基転移酵素(DNMT)の角化重層扁平上皮細胞増殖への影響を検証するため、申請者の所属機関において真珠腫性中耳炎に対して施行された鼓室形成術にてヒト真珠腫検体を採取し、ヒト検体におけるDNAメチル基転移酵素の発現と臨床的重症度の相関の確認を行うことを予定していたが、検体量の不足のため予定を中断するに至った。今後、詳細な検証を行うためには、検体採取方法の改善により非角化層を多く含む検体の採取が望まれるとともに、多施設で検体採取を行うなど、より多くのヒト真珠腫検体を採取することが必要となると考える。
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