研究課題/領域番号 |
17K16961
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
北村 一義 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80535617)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 眼科遠隔診療 / 医療過疎の改善 / 遠隔診療 / 眼科診療ロボット |
研究成果の概要 |
現在すでに作成している眼科遠隔診療ロボットを用い下記の点に関して研究を進めた。 1)診断能力の検討:通常の細隙灯顕微鏡をコントロールとして眼科遠隔診療ロボットの診断能力を比較検討した。眼科診断の正確性、迅速性について正常対象者を用いて検討を行った。 2)実用化へ向けての検討:眼科遠隔診療ロボットが学校検診に利用可能であるかの検討を行った。手持ち細隙灯顕微鏡をコントロールとして眼科遠隔診療ロボットの診断能力を比較検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦において、眼科医数の不足や眼科医の都市部への集中による偏在が問題となっており、患者の存在する現地に眼科医が存在しないケースが非常に多い現状である。そのため眼科診療の最も重要な検査機器である細隙灯顕微鏡を遠隔地から操作できる眼科遠隔診療ロボットシステムを開発し、医療過疎、特に専門医医療過疎を解消し、社会福祉向上に貢献することが今回の研究の目的である。このシステムを利用することによって、医療過疎地域での診療が可能になることに加えて、専門医のいない地域からの各種疾患の専門医に対しての患者相談も可能となることが期待できる。
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