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AQP1ノックアウトマウスを用いたリンパ節移植におけるリンパ節内循環機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17012
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 形成外科学
研究機関埼玉県立小児医療センター (臨床研究部) (2018)
東京医科歯科大学 (2017)

研究代表者

本間 勉  埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 形成外科, 医長 (10644205)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードリンパ浮腫 / 移植 / リンパ
研究成果の概要

リンパ浮腫に対して新たな治療法として期待されているリンパ節移植術があるが、移植リンパ節がどのようにリンパ液をドレナージしているのかは完全に解明されていない。そこで本実験では水チャネルであるaquaporin-1について着目し、研究を行った。
リンパ浮腫モデルラットに対するリンパ節移植実験により、移植した下肢の組織水分量の低下を認めた。しかし、aquaporin-1の発現についてはリンパ節移植群と対照群とを比較しても明らかな違いは認められず、本実験ではリンパ節移植におけるリンパ液ドレナージについてaquaporin-1の関与は確認できなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

先天的なリンパ循環不全による先天性リンパ浮腫や悪性腫瘍加療に伴うリンパ節郭清などにより後天性リンパ浮腫が引き起こされるが、患肢の腫脹だけでなく易感染性により頻回の蜂窩織炎を発症し重篤になると生命に危機を及ぼすこともある疾患である。
リンパ節移植術は近年増加しつつある術式ではあるが、ドレナージ機構は完全に解明されていない。リンパ節内のリンパ液のドレナージ経路を少しでも解明することで、本術式の正確な適応や術式改善点につながることができ、患者への貢献につながると考える。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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