研究課題/領域番号 |
17K17016
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
小野田 聡 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (00423301)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リンパ管静脈吻合 / スーパーマイクロサージャリー / リンパ浮腫 / 動物実験モデル / 組織学的検討 / リンパ管静脈吻合術 / 術後開存率 / 組織学的変化 / マイクロサージャリー / 3次元解析 |
研究成果の概要 |
今回の研究によって、LVA術後の吻合に対しては、通常のマイクロサージャリーと比較して密な吻合を行わなくても周辺の脂肪組織の付着によってリンパ液漏出の自然消退が期待できること、また吻合部に対する牽引力などの外力に耐性の高い端端吻合術が理想的な吻合法である事が示唆された。 今後更なるLVA術後変化の詳細の検討によってこれらの推論が証明されることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の検討で、リンパ管静脈吻合術後の長期的な吻合部変化の一端が解明された。また、各種吻合法の内、端端吻合が理想的な吻合法である事が示唆された。 この研究の内容をリンパ浮腫の外科的治療、リンパ管静脈吻合術に反映させることによって、より効果的なリンパ浮腫の外科的治療が可能になるものと考えられる。加えて、この結果リンパ浮腫に苦しむ患者さんへの大きな福音になると考えられる。
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