研究課題/領域番号 |
17K17034
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
|
研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
積山 真也 東京慈恵会医科大学, 形成外科学講座, 助教 (90795444)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 鼻弁狭窄 / 客観的 / 評価法 / 非侵襲的 / CT / 3Dカメラ / 鼻弁 / 評価 / 鼻腔容積 / 外鼻容積 / 鼻閉 / 客観的評価 / 外鼻形成術 |
研究成果の概要 |
鼻弁狭窄に伴う鼻閉の存在は我が国においては広まりつつある概念であるが、アジア人を対象とした客観的評価法は存在しない。既在の検査では正常と評価されることから鼻弁狭窄の適切な診断がつかず、潜在的には未治療の鼻弁狭窄患者も多い。 そこで、3Dカメラを利用した全く新しい鼻弁狭窄の客観的評価法を確立した。鼻弁狭窄では吸気時に鼻翼が沈み込む。この動的変化を3Dカメラで捉え数値化した点が本研究の特色ある着目点である。3Dカメラで鼻弁狭窄を非侵襲的かつ客観的に診断することを可能にしたため報告する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国に関しては、鼻弁狭窄の概念も広まっているとは言えない状況であり、既在の検査では正常であることから、適切な診断を受けず心因的鼻閉とされ精神的なものと扱われるケースも少なくなく、潜在的には未治療の鼻弁狭窄患者も多いと考える。 3Dカメラを利用した全く新しい鼻弁狭窄の客観的評価法が可能となったため報告した。本評価法の普及を図り、今まで鼻閉の原因として注目されていなかった鼻弁狭窄に悩む患者を正確かつ客観的に評価することで治療に繋げ、より良い医療が提供できると考える。
|