研究課題/領域番号 |
17K17081
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
逸見 晶子 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (40613055)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 石灰化 / SEM-EDX / 骨 / 軟骨 / Ⅱ型コラーゲン / 免疫染色 / 質量顕微鏡 / 象牙質 / プロテオーム / ミネラローム / イメージング |
研究成果の概要 |
組織切片を用いて、組織を構成するタンパク質の分布とミネラルの分布を同時に可視化する研究手法は知られていない。ラット脛骨の成長板軟骨を対象に、エネルギー分散型X線分析でカルシウム、リンおよび炭素の分布と濃度を分析した切片を用いて、タンパク質であるII型コラーゲンに対する抗体による蛍光抗体免疫染色を施し、カルシウム、リンおよび炭素とII型コラーゲンの分布を可視化する実験の方法と条件を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨、石灰化軟骨、歯などの組織はタンパク質の他に、カルシウムやリンなどのミネラルが大切な構成成分となる。今まで、組織切片でタンパク質を可視化する研究手法とミネラルを可視化する研究手法はそれぞれ利用されてきたが、この研究では、今まで不可能であったタンパク質とミネラルの分布を同時に可視化できる研究手法を初めて開発した。生体内におけるタンパク質とミネラルの相互作用の研究に貢献することが期待される。
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