研究課題/領域番号 |
17K17100
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
進 正史 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (70549261)
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研究協力者 |
バートレット ジョン D.
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エナメル芽細胞 / エナメル質形成 / 細胞間接着 / 細胞骨格 / タンパク質分解酵素 / エナメル質 / 歯の発生 / マトリックスメタロプロテアーゼ / アメロゲニン / 歯学 / 酵素 |
研究成果の概要 |
歯のエナメル質は生体内で最も硬い構造物であり、エナメル芽細胞によって形成される。本研究によりエナメル芽細胞を蛍光標識するマウスの作製に成功した。この動物モデルを使うことにより、エナメル芽細胞を周囲組織から単離して解析することができるようになった。さらに、ライブイメージング技術により生きたままのエナメル芽細胞の生体内での動きを観察することも可能になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ライブイメージングで蛍光標識された個々のエナメル芽細胞を観察することができるようになったので、今後、この方法によって生きたままの細胞の細胞間接着や細胞骨格の詳細な解析が可能になる。また、エナメル芽細胞におけるミネラルイオン輸送機構の解明にも応用し、歯の石灰化メカニズムの解明にも利用できる。これらの取組みは、歯の発育障害の病態解明や歯の再生に向けた新しい戦略になることが期待できる。
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