研究課題/領域番号 |
17K17253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) |
研究代表者 |
久保薗 和美 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, その他 (80750132)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | TMEM16E / ANO5 / LGMD2L / GDD / GDD1 / 歯学 |
研究成果の概要 |
保有した市販品を含むTMEM16E抗体は、絶対的な陰性対照のTMEM16Eノックアウトマウスでも非特異反応が強く、TMEM16Eの特異的検出は困難であった。本研究ではTMEM16Eを特異的に認識するモノクローナル抗体の開発を目的に、リンパ節近傍にTMEM16E発現ベクターを導入して抗原を発現させてラットを免疫する方法を実施した。その結果、培養筋管細胞において、ウエスタンブロット及び免疫細胞染色で強い特異シグナルを検出することを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TMEM16E遺伝子の異なった変異、すなわち機能獲得変異により上下顎の硬化性病変を伴う顎骨骨幹異形成症(GDD)を起こし、機能喪失変異が遅発性の筋ジストロフィーを起こす。本研究ではTMEM16Eを高い信頼度で検出できる抗体の開発を目的とした。TMEM16Eの機能解明が、骨・筋肉疾患の病態解明につながり、TMEM16Eを高い信頼度で検出できるモノクローナル抗体を作製することで臨床診断ツールとして使用可能になる。
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