研究課題/領域番号 |
17K17270
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
古賀 喬充 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (50779428)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 多血小板血漿 / MRONJ / PRP / 口腔外科 / 口腔組織再生 / 再生医学 / 歯学 / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
FD-PRP徐放性ゼラチンハイドロゲルシートの作製技術を確立させ、ラット背部皮膚欠損モデルへの移植を行った。保持良好であった個体ではコントロールと比較し上皮化の促進が確認できたが、個体差もあり統計学的な有意差は認めなかった。またラットMRONJ発症モデルの作出を試みたが、すべての個体で発症を確認できず、MRONJ発症モデルにFD-PRP徐放性ゼラチンハイドロゲルシートの移植を行うには至らなかった。現在、FD-PRP徐放性ハイドロゲルシートの創傷治癒への有効性について、一部知見を得たことから、濃度設定に注目し詳細に検討を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではFD-PRP徐放性ゼラチンハイドロゲルシートをMRONJ治療薬として応用することを試みたが、現段階では疾患モデルへの移植を行うに至っておらず、有効性が確認できていない。ただし、FD-PRP 徐放性ゼラチンハイドロゲルシートの作製技術の確立と、一部軟組織再生への有効性が示されたことから、難治性口腔粘膜疾患への応用が可能ではないかと考えられる。
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