研究課題/領域番号 |
17K17383
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
石川 昂 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (10772288)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 法歯学 / 死後経過時間 / 水中死体 / 身元不明死体 / 海水 / エナメル質 / 水中浸漬時間 / 個人識別 / 溺死体 / 法医学 |
研究成果の概要 |
本研究は、死後経過時間の推定が困難な水中死体を対象にした 死後経過時間の新たな推定法の開発を目的とした。歯の表面への経時的な付着物の量の変化を電子線マイクロアナライザーを用い分析を行った。その結果、水中死体に対する死後経過時間の推定式を算出することができた。また水質の違い(海水・河川水・湖水)を検討したところ、含有成分の違いから海水と淡水に分類することで、それぞれの算定式を算出する必要があることが示唆された。本研究では対象を海水に絞り回帰式の算出を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
死後長期に経過した死体は、腐敗の影響から死後経過の推定は徐々に困難になる。さらに白骨化した場合においてはその傾向が顕著である。さらに水中死体の場合は死亡現場(あるいは入水現場)と発見現場が異なることがほとんどであるため、死体の身元確認のためにも死後経過時間の推定は重要である。本研究ではその点に要点を置き、法歯学的観点から死後経過時間の推定式の算出を行った。
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