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看護基礎教育における反転授業を取り入れた教育プログラムの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K17392
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関弘前大学

研究代表者

三上 佳澄  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (40709143)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード反転授業 / 看護基礎教育 / 看護教育 / 看護学
研究成果の概要

本研究の目的は、「反転授業(flip teaching)」を取り入れた授業デザインを看護基礎教育に取り入れた教育プログラムを開発し検証することある。4年次専門科目で従来の授業と反転授業を実施し、知識習得、理解度、自信、学習意欲などの教育効果を比較した。従来の授業では講義を実施、反転授業では従来の授業の講義内容を動画コンテンツとして事前学習課題とし、授業時間内には事例の提示やグループワークを行った。従来の授業よりも反転授業の方が自信がつき、理解度などが有意に高かった。反転授業では授業の内容を事前に学習し、講義時間内に事例課題など応用課題を実施でき、理解度や自信につながることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アクティブ・ラーニングは、学生の能動的な学びを促進し、思考の活性化や知識の定着、活用能力を高める効果があると期待されているが、カリキュラムが過密な看護基礎教育においては、学習時間の確保や適切な教材、授業デザインの構築といった種々の課題がある。知識を伝達する時間を減らすことなく、学生の学習時間の増加、学習意欲、思考力の向上をはかるため「反転授業(flip teaching)」に着目した。反転授業の実施により、必要な知識は事前学習で獲得し、授業時間内に問題解決学習が可能となり、より臨床場面に則した学習ができると考えられる。よって教育プログラムの開発により、看護実践の育成にむすびつくと考えられる。

報告書

(8件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] クリティカル・ケア領域における医療安全に関する反転授業の実践と教育効果に関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      三上佳澄,冨澤登志子, 川崎くみ子
    • 学会等名
      日本看護研究学会学術集会第45回学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2025-01-30  

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