研究課題/領域番号 |
17K17403
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
李 慧瑛 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (20596324)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | テキストマイニング / 看護基礎教育 / クリティカル・シンキング / 批判的思考 / 看護大学生 / クリティカルシンキング / 看護教育 / 臨地実習 / 批判的思考力 / 看護学 / 教育学 |
研究成果の概要 |
臨地実習前後における看護大学生のクリティカル・シンキング(CT)を測定し,CTを用いる状況と理由を明らかにした。全国の看護大学生795名に,自記式質問紙調査を行い,統計的分析とテキストマイニング分析を行った。CT測定尺度平均点は実習前163.70±17.68,実習後171.21±19.03であった。実習体験によってCT測定尺度総得点が高くなっていた。また,CT認知の有無や実習体験の有無が尺度総得点に影響を与えていた。実習中にCTを用いる状況として,【問題解決】【意見交換】【患者理解】【看護展開】【内省】の5カテゴリーが抽出された。臨地実習における看護学生のCT使用傾向を把握することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨地実習において学生のCT力を伸ばすためには,まずCTに対する理解を確認し,看護実践の場でいつどのようにCTを発揮すればよいかを具体的に教える必要がある。今回明らかになった「学生がCTを用いる状況」を教員が認識することで,学生の体験を教材化することが可能となる。その教材化された体験について「教員自身がどのように考えるか学生に説明する」「教員が自分の考えをモデルとして示す」などの教育スタイルを活用し,学生の CTを促進することができる。
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