研究課題/領域番号 |
17K17430
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
永井 菜穂子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 講師 (10779573)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ダブルケア / 精神的健康度 / 身体的健康度 / 看護師 / 健康度 |
研究成果の概要 |
本研究は看護師のダブルケアの実態と、心身の健康との関連について明らかにした研究である。調査の結果、ダブルケアをしている看護師の年齢は40歳代が全体の51%と多く、50歳代が41%、30歳代が8%であった。ダブルケア中の看護師の子供の数は1.9±0.8人、介護をしている人数が一人ではなく、二人の割合は19%であった。 SF-36V2の結果より、8つの下位尺度で対象者の得点が国民標準値より低かったのは、8つ中7つあり、特に活力が最も低かった。サマリースコアは、ダブルケアをしている看護師は、子育てと介護をしていない看護師と比べて、役割/社会的健康度が有意に低いことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マルチタスクで忙しい日々を過ごしているダブルケア中の看護師は、疲れを日常的に感じており、ふだんの家族を含めた周囲の人との付き合いが妨げられている。これらをふまえ、職場環境の整備を含めた具体的なサポートをしていく必要がある。そして、現在ダブルケアではないが、近い将来ダブルケアを行う可能性のある若い世代が、健康で働き続けることができるような支援を構築していくことが重要である。
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