研究課題/領域番号 |
17K17500
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
井上 倫恵 (平川) 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (00747389)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 骨盤底機能障害 / 骨盤臓器脱 / 腹圧性尿失禁 / リハビリテーション / 脊柱アライメント / 体幹筋肉量 / 高齢女性 / ウィメンズヘルス / 尿失禁 / 姿勢 / 骨盤底筋群 / 中高年女性 / 骨盤底筋トレーニング / QOL |
研究成果の概要 |
本研究課題では、骨盤臓器脱や腹圧性尿失禁等の骨盤底機能障害を有する高齢女性と健常高齢女性における脊柱アライメントを比較・検討することにより、アジア人高齢女性における骨盤底機能障害と姿勢との関連を明らかにすることを目的とした。本研究の結果より、地域在住高齢女性における腹圧性尿失禁に影響を及ぼす因子として、体幹筋肉量、及び胸椎後弯角が抽出され、尿失禁の自覚的重症度と体幹筋肉量、及び胸椎後弯角との関連が認められた。これらのことから、高齢女性における腹圧性尿失禁の評価を行う際には、体幹の筋や脊柱アライメントに着目することが有用である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果より、高齢女性における腹圧性尿失禁には体幹筋肉量、及び胸椎後弯角が影響を及ぼすことが明らかとなり、高齢女性における腹圧性尿失禁の評価を行う際には、体幹の筋や脊柱アライメントに着目することが有用である可能性が示唆された。本研究の結果は、骨盤底機能障害の症状改善およびQOLの向上を目的とした新たな介入プログラム作成のための基礎的資料を提供するものであると考える。
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