研究課題/領域番号 |
17K17684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能ロボティクス
脳計測科学
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 (2019-2023) 東京大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
深山 理 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター, 研究員 (30508205)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ブレイン・マシンインタフェース / 神経信号計測 / 脳深部刺激 / 歩行動作 / ラット / 神経信号 / 神経電極 / 運動・感覚情報抽出 / 確率的モデリング / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
本研究は、電極プローブを頭蓋下の広い範囲に分散配置し、感覚・運動に関わる神経活動を横断的に収集することによって、脳内に存在する任意の感覚・運動に関する情報の抽出を目指したものである。この目的のため、計画の前半期(~2019年)において、ラット脳を対象とした計測・刺激系を構築し、ラットを搭載して動作する全方位移動型ロボットを開発した。また、この過程で「自発的だが統制された歩行動作」を誘発する手法を着想し、実装・評価を行った。後半期(2020年~)には、神経信号の特徴量およびデコーディング手法について検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳内への電極留置を伴う脳インタフェースでは、電極数が多くなるほど情報量が増える一方、脳組織への侵襲性が大きくなる。本研究計画は、比較的少数の電極を脳の広域に分散配置し、情報入出力の点で効率的な手法の実現を目指したものである。研究成果からは、脳インタフェース実現に向けた情報の取扱い技術について知見が得られたほか、動物の行動へ効果的な介入手法が派生的に開発された。
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