研究課題/領域番号 |
17K17691
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
無機工業材料
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
堀内 尚紘 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (90598195)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 水酸アパタイト / 相転移 / プロトン伝導 / 水酸化物 / 水蒸気雰囲気 / メカノバイオロジー / 重水素 / フレクソエレクトリック / 誘電体物性 / セラミックス / 無機工業化学 / 物性実験 / 生体材料 |
研究成果の概要 |
歯や骨の無機主成分として知られるハイドロキシアパタイトの電気的性質についての研究である。本研究では、水蒸気雰囲気中での熱処理により結晶中の水酸化物イオン欠陥が制御可能であること、さらに、その欠陥低減が自発分極を増加させることを明らかにした。また、電気的特性のバイオマテリアルへの応用を指向し、結晶形態を制御する合成法を開発した。得られたシート状結晶を用い、結晶配向性を持つ薄膜を作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ハイドロキシアパタイトは、脊椎動物の硬組織の主成分に類似の組成・構造を持つリン酸カルシウムである。本研究の成果は、このハイドロキシアパタイトの基礎物性に関する知見の蓄積である。また、応用的視点では、電気刺激による骨再生の促進やメカノバイオロジーに知られるような物理刺激を用いた新しい医療デバイス開発等への貢献が期待される。
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