研究課題/領域番号 |
17K17696
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療技術評価学
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
赤座 実穂 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (00769672)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 糖尿病性末梢神経障害 / 血糖変動 / 末梢神経伝導検査 / 酸化ストレス / 糖尿病 / 糖尿病末梢神経障害 / 糖尿病性神経障害 / 微小血管障害 |
研究成果の概要 |
糖尿病外来患者40名を対象に持続血糖値モニターにより血糖変動を神経伝導試験により末梢神経機能の評価を行った。血糖変動の増大は内側足底神経複合活動電位振幅減少に対して独立した影響因子であり、血糖変動は糖尿病性神経障害の独立したリスクファクターであると考えられた。 65名の糖尿病入院患者において尿中8-iso-Prostaglandin F2αにより酸化ストレスを評価した。血糖変動は入院2日目の酸化ストレスと関係があった。2日目から8日目にかけて血糖変動は減少したが、酸化ストレスは変化しなかった。血糖変動は酸化ストレスに影響を与える可能性があるが短期間では酸化ストレスに影響は見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病末梢神経障害の進展と血糖変動の関係を明らかにしたことは今後の治療法の選択に直接的に関与し、極めて重要である。また、その原因として関連すると考えられている酸化ストレス発生と血糖変動の関連を明らかにすることは、合併症進展機序の解明やその後の治療戦略の決定に重要となりうる。
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