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発達障害支援専門職における多職種連携実践力をささえる学びの過程の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17699
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 特別支援教育
教育心理学
研究機関青山学院大学 (2020-2022)
東京大学 (2018-2019)
東京学芸大学 (2017)

研究代表者

森脇 愛子  青山学院大学, 教育人間科学部, 准教授 (50573557)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード多職種連携協働 / 多職種連携教育 / 発達支援 / 発達障害 / 学びの過程 / コンピテンシー / ソーシャルキャピタル / 役割開放 / 役割解放 / 専門職 / PAC分析 / 教育系心理学 / 社会系心理学 / 発達心理 / 特別支援教育
研究成果の概要

発達障害児者の発達支援に携わる医療・教育・心理・福祉専門職における多職種連携協働IPWや多職種連携教育IPEのあり方を模索するなかで、専門職個人の連携実践力の「学び方」や「学びの過程」を俯瞰的に捉えるとともに、学びを促進する要因を探索することを目的とする。2つの方向性の研究アプローチを用いた。
研究1:後方視的アプローチでは、1)発達支援専門職に共通の多職種連携コンピテンシーを抽出した。2)学びの促進要因を検討した。
研究2:前方視的アプローチでは、3)卒前養成段階カリキュラムの職種毎の違いを分析した。4)教育領域の卒前IPEを効果検証した。5)現職者のIPE実践からコンテンツの有用性を確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

すべての専門職が多職種連携の実践力を備えていくことで、支援対象となる発達障害児者やその家族への直接的な還元(=支援の最適化、有効化)が増すことに加えて、専門性を獲得・発揮しながら成長できることや、業務効率化、過重負担減といった専門職自身への還元も大きいと考えられる。本研究において発達支援専門職に求められる多職種連携の実践力を、養成段階から現職者として活躍する熟達の過程を俯瞰的に捉え、そのために継続的に学び続けられる場所と機会を創出することの意義や、さらにその学びをささえる関連要因や効率化の方略についても示唆を与える成果が得られた。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (30件)

すべて 2022 2021 2020 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (27件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 特別支援学校教員養成課程における多職種連携教育IPEの実践:参加学生の多職種連携に向けた学びの準備性・実践志向性の変化2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要 総合教育科学系

      巻: 69(2) ページ: 519-527

    • NAID

      120007047699

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 学校教員および教育支援職の採用選考・資格認定における合理的配慮提供の現状~教員等養成大学における障害学生支援の在り方を検討するために~2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・林安紀子
    • 雑誌名

      日本教育大学協会研究年報

      巻: 36 ページ: 157-170

    • NAID

      40021526662

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 発達支援における多職種連携協働の可能性(6)連携が“止まる”とき、何を考えるか2022

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・飛田孝行・佐藤舞・田中里実
    • 学会等名
      日本臨床発達心理士会第18回全国大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 特別支援教育に関わる専門職における多職種連携教育-教職課程および専門職養成のモデル・コア・カリキュラムを概観する―2022

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第60回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 多職種/他業種連携による校(園)内支援体制整備の実際2022

    • 著者名/発表者名
      前川圭一郎・荻野昌秀・安原健康朗・森脇愛子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第34回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 多職種連携教育IPEにおけるアリーナアセスメント実践-発達支援領域における効果的なIPE運用方法を探る―2022

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第34回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 企業における障害者雇用に対する不安解消に向けた手立ての探索的検討2022

    • 著者名/発表者名
      松本英李・森脇愛子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第34回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 臨床発達心理学系研究室での経験はライフコース、キャリアパスにおいてどう活かされるか?~教育・医療・福祉、家庭生活・子育て・介護、それぞれの道で振り返る~2022

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・佐藤舞・武藤加菜・生駒花音・横田千賀子・冨田享子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第33回大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 多職種連携を学ぶ~「互いに、互いについて、互いから学ぶ」ことへの挑戦~2021

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・飛田孝行・佐治信一郎・宮野雄太
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第59回大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援における多職種連携協働の可能性(5)「もったいない連携」の背景とその解決策2021

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・佐藤舞・生駒花音・日戸由刈
    • 学会等名
      日本臨床発達心理士会第17回全国大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 教員と多職種外部専門員チームにおける情報共有ツールの効果検証~知的障害特別支援学校での実践から~2021

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・兼田浩・生駒花音・飛田孝行・夏目知奈・前川圭一郎
    • 学会等名
      日本LD学会第30回大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援領域における多職種連携教育IPEモデルの創出―アリーナアセスメントを応用したIPEの予備的研究2020

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・飛田孝行
    • 学会等名
      日本特殊教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 特別支援学校における外部専門家との連携の課題2020

    • 著者名/発表者名
      鈴木悠介・森脇愛子
    • 学会等名
      日本応用心理学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援における多職種連携協働の可能性(4)ー連携の質を決める「真の情報」とは何か2019

    • 著者名/発表者名
      飛田孝行・生駒花音・森脇愛子
    • 学会等名
      臨床発達心理士第15回全国大会(福岡)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援専門職の多職種連携協働IPWを支えるコンピテンシーの分析2019

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 学会等名
      日本LD学会第28回大会(東京)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 知的特別支援学校と外部専門家の連携協働から見えたものーサスティナブルな多職種連携を目指して2019

    • 著者名/発表者名
      兼田 浩・森脇愛子・生駒花音・伴 光明
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会(広島)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援領域における多職種連携協働と大学の役割ー地域リソースとしての大学、地域リソースを生み出す大学2019

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・横田千賀子・飯田悠佳子・永作 稔
    • 学会等名
      日本発達心理学会第31回大会(大阪)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 多職種連携が学校で根付くには? 子どもの発達を支える専門家の立場から2019

    • 著者名/発表者名
      鈴木悠介・森脇愛子・前川圭一郎・成川敦子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第30回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 効果的・継続的な多職種連携の在り方を探る2018

    • 著者名/発表者名
      鈴木悠介・森脇愛子・前川圭一郎・成川敦子
    • 学会等名
      日本学校心理学会第20回大会・第40回国際学校心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 発達支援における多職種連携協働の可能性(3)連携の維持にかかわる意義・要因・課題の検討2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・生駒花音・仲野真史・前川圭一郎
    • 学会等名
      日本臨床発達心理第14回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 高等教育機関における障害学生支援の課題:身体障害と発達障害・精神障害との重複の状況から2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会第59回総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援専門職の多職種連携協働を支えるものは何か―PAC分析を用いた連携コンピテンシーの構造分析―2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・前川圭一郎・佐藤舞
    • 学会等名
      日本LD学会第27回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援現場の文脈で、多職種連携協働コンピテンスを磨く2018

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・前川圭一郎・夏目知奈・岩倉昌子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第29回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達支援における多職種連携協働の可能性(2)事例を語り、事例を通して語り合う場に見る多職種連携2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・飛田孝行・佐藤舞・伊藤匡
    • 学会等名
      日本臨床発達心理士第13回全国大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達障害学生支援における地域医療機関との連携:修学支援体制と大学保健管理体制の協働に期待されること2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・奥住秀之・藤野 博
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第55回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 特別支援教育教員養成課程における多職種連携教育IPEの実践(2)IPE参加を通した多職種連携の学び・実践に対する意識の変化2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・飛田孝行・夏目知奈・生駒花音・佐藤舞・前川圭一郎
    • 学会等名
      日本LD学会第26回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 教育専門職養成大学における障害学生支援の在り方について2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・林安紀子
    • 学会等名
      平成29年度日本教育大学協会研究集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 発達障害学生支援の課題~大学保健に関わる医師から大学教職員へ伝えたいこと2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子・藤野 博
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会第58回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 子どもを対象とする教育-医療専門職のための多職種連携教育の実践2017

    • 著者名/発表者名
      森脇愛子
    • 学会等名
      ファイザー第24回ヘルスリサーチフォーラム
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 自閉スペクトラム バディ・システムスタートブック:仲間づくりとコミュニケーションの支援2018

    • 著者名/発表者名
      藤野博、森脇愛子、袖山慶晴
    • 総ページ数
      94
    • 出版者
      学苑社
    • ISBN
      9784761407995
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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