研究課題/領域番号 |
17K17850
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
計測工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
水野 裕一 大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (50718434)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 品質管理 / リニアック / 全方位カメラ / メカニカルアイソセンタ / ガントリ / QA / 放射線治療 / 品質保証 / プラスチックシンチレーション |
研究成果の概要 |
全方位カメラを用いてアイソセンタ定点式精度管理システム構築に向けて、撮影方法の構築、及び解析のためのソフトを作成した。ガントリー、コリメータ、寝台の回転中心に関しても検証が可能となった。メラの設置誤差が2 mm程度であれば、中心位置座標へは影響を与えなかった。これにより画像歪みの影響、カメラの設置誤差をほぼ受けずに回転中心とレーザーとの関係性を検証できるシステムを構築できた。またレーザの位置同定の際も、距離を変えた複数点とすることにより精度を向上させた。従来の手法では専用の固定ツールを使用して定性的にしか評価できなかったメカニカルアイソセンタを定量的に検証することを可能にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来とは異なる手法を用いて定量的にリニアックの幾何学的管理を可能にした。全方位カメラを使用したシステムはこれまで放射線治療で用いられてこなかったことから、全方位カメラの画像を用いた簡易的な品質管理にもつながるものと考える。
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