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好中球エラスターゼ阻害薬は放射線照射による致死的肺障害を軽減することができるか

研究課題

研究課題/領域番号 17K17890
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
医学物理学・放射線技術学
研究機関島根大学

研究代表者

玉置 幸久  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (40457099)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード放射線防護 / 肺癌 / 放射線肺障害 / 放射線障害 / 放射線肺臓炎 / 好中球エラスターゼ阻害剤
研究成果の概要

マウスの両肺に放射線照射12Gyを1回施行し6時間後に好中球エラスターゼ阻害剤(NEI)を腹腔内に投与し、その効果を検討した。
照射1日後の体重(g)及び体重当たりの肺重量(g/g)値は、コントロール群、照射群、照射後NEI投与群の3群間で有意差は認められなかった。次に、好中球抗体Ly6Gを用いた免疫染色を行い、image Jにより陽性細胞の定量を施行したが、3群間で有意差は認められなかった。また、末梢好中球マーカータンパクLy6G、マクロファージマーカータンパクF4/80、サイトカインIL-1β、IL-6のmRNA発現をrealtime PCRにて比較したが、3群間で有意差は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の結果では有意差は認められなかったが、今後の課題として照射線量を多くしたり、あるいは1日後の評価でなく数日後の評価で行うことなどが挙げられる。
放射線肺障害の病態は依然として解明されておらず、これからもこれらの課題を生かしながら、研究方法や材料を工夫しながら、引き続き研究に取り組んでいく。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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