研究課題/領域番号 |
17K17993
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
腫瘍生物学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
高氏 裕貴 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 客員研究員 (30784144)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞老化 / タンパク質合成 / 老化 / タンパク質凝集 / 凝集タンパク質 / 凝集たんぱく質 / DNA損傷 |
研究成果の概要 |
細胞老化は様々なストレスにより誘導されるが、その増殖停止の機構に関しては解明されていない点が多い。本研究では、細胞老化が過剰なタンパク質の蓄積・凝集によって引き起こされることを検証した。老化細胞において凝集タンパク質が蓄積していること発見し、タンパク質合成阻害剤であるシクロヘキシミドによって凝集性タンパク質の蓄積を抑制できることを見出した。また、過剰なたんぱく質の蓄積・凝集を抑制する機能性物質のスクリーニングを行い、有望な候補を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞老化は個体老化やがん化などに深くかかわっていることがわかってきている。また、タンパク質の凝集は様々な疾患の発症に関わっている。本研究では、老化細胞に過剰なタンパク質の蓄積・凝集が見られることを発見した。また、過剰なタンパク質の蓄積・凝集を抑制する機能性物質を発見することもできた。今後、凝集タンパク質による細胞老化誘導機構の解明やタンパク質凝集を抑制する機能性物質の解析によって老化や様々な疾患の予防や治療へとつながることが期待される。
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