研究課題/領域番号 |
17K18017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
学習支援システム
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
林 佑樹 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 助教 (40633524)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 協調学習 / CSCL / 多人数マルチモーダルインタラクション / システム開発プラットフォーム / 非言語情報 / リフレクション支援 / 議論リフレクション / システムライフサイクル / Learning Analytics / 協調学習支援システム / マルチモーダル情報 / 多人数インタラクション / 対話プラットフォーム |
研究成果の概要 |
本研究では,協調学習時にやり取りされる言語・非言語情報を統合したマルチモーダル情報に基づく学習支援システムを実現することを目的とし,次の2点の成果を上げた.(1) 協調学習インタラクションに観測される言語,視線,表情等のマルチモーダル情報をリアルタイムに計測・並列処理可能な分散型CSCLシステム開発・分析支援のための統合プラットフォームを構築した.(2) プラットフォームに基づき,議論時の他者の反応を二人称視点により観察可能な議論振り返り支援システムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,社会的に関心の高い協調学習を題材に,マルチモーダルインタラクション研究領域と分散協調学習支援システム研究領域の橋渡しとなるCSCLシステム開発・分析のための統合プラットフォームを実現し,これを基礎とした具体的な支援システムを開発したことに意義がある.本プラットフォームに基づき開発された学習ツールはCSCLシステム運用環境にアドイン的に組み込み可能であり,実践を通したインタラクションデータの科学的な分析・評価に資する機能を備えている.
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