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看護学生におけるレジリエンスと脳腸相関との関連性について

研究課題

研究課題/領域番号 17K18047
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
内科学一般(含心身医学)
研究機関自治医科大学

研究代表者

佐々木 彩加  自治医科大学, 看護学部, 講師 (40783270)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード看護学生 / レジリエンス / ストレス / 看護実習 / 臨地実習 / 看護教育 / 脳腸相関 / 看護学 / 看護教育学 / 心身医学
研究成果の概要

本研究は,看護学生を対象としてストレス反応と脳腸相関との関連性を明らかにすることを目的とした。計315名に対し臨地実習の終了直後に調査を行い,回収率は10.2%であった。解析はSPSSを用いたt検定,二元配置の分散分析を行った。
その結果,腹部症状の有る群では限られた場面でレジリエンスが高まる可能性があると分かった。実習中のストレス反応は,腹部症状の有無に関わらず,抑うつ・不安が基準値より有意に高かった。実習中の食内容については,FODMAP食の摂取頻度の差を解析したが有意差はなかった。今回,看護学生におけるレジリエンスと脳腸相関に影響する因子との直接的な関連性は見出されなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の結果では、腹部症状という身体化の有無に関わらず実習中の看護学生は実習に対して抑うつ・不安を感じていた。また、看護学生自身の特性として長期的な不安を抱えていない場合でも、実習中は一過性の不安が高いと分かった。
今回対象とした看護学生は、看護師となるための教育、訓練を受けており、看護師の準備段階である。医療現場は一般的にストレスフルな状況にあると分かっている。そのため、将来勤務する状況に近い環境に置かれる臨地実習に対する強いストレスに対処しレジリエンスを高める介入を行うことで、ストレスへの過剰反応や心身の健康危機に対する予防に繋がると予想される。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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