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不変性をもった拡散テンソルファントムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K18086
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医療技術評価学
医学物理学・放射線技術学
研究機関杏林大学

研究代表者

只野 喜一  杏林大学, 保健学部, 助教 (20759443)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードファントム / 拡散テンソル / トラクトグラフィ / 拡散異方性 / MRI / DTI / DTT / 拡散テンソルイメージング / 拡散テンソルトラクトグラフィ / 神経科学
研究成果の概要

ミシン糸とガラス管を用いて任意の安定したFA値(0.2~0.5程度)を長期間にわたって維持できる拡散テンソルファントムを開発した。このファントムを用いて校正を行うことでFA値を定量指標として用いることが可能となる。
また、ガラス管の代わりにミシン糸をきつく巻き付けることで任意形状に変形することのできる拡散テンソルトラクトグラフィ用ファントムも開発した。このファントムを用いることで客観的なトラクトグラフィ描出ソフトウェアの性能評価が可能となる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

FA値は従来より脳梗塞や水頭症の診断において有用性の高い指標として用いられてきた。しかしFA値は装置や条件によって値が変化するため相対評価としての利用にとどまっていた。
本研究課題により開発されたファントムは安定して固有のFA値を持つため、このファントムでFA値を校正することで、FA値の絶対評価が可能となる。
また、トラクトグラフィ描出ソフトウェアの開発や検証をする際にはこのファントムを用いることで客観的な評価が可能となる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Development of flexible diffusion tensor phantom2019

    • 著者名/発表者名
      K.Tadano, Y.Tajima, E.Sato, T.Hashimoto
    • 学会等名
      第118回医学物理学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] ミシン糸を用いた拡散テンソルファントムの開発2018

    • 著者名/発表者名
      只野喜一, 伊藤良真, 野沢真吾, 中村卓斗, 市川知志, 佐藤英介
    • 学会等名
      第13回九州放射線医療技術学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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