研究課題/領域番号 |
17K18092
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
飯塚 麻菜 (小賀麻菜 / 小賀 麻菜 / 飯塚麻菜) 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (80734821)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自己免疫疾患 / T細胞 / CD4+ T細胞 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
シェーグレン症候群 (Sjogren’s syndrome; SS) は、慢性唾液腺炎、涙腺炎を主徴とする臓器特異的自己免疫疾患である。標的臓器の導管、腺房周囲には自己反応性CD4+ T細胞の著しいリンパ球浸潤が認められ、腺房の破壊や萎縮により乾燥症状が引き起こされるが、その発症機序は不明である。本研究は、SSと非常に類似した病態を呈する新規モデルマウス (RORγtトランスジェニック (Tg) マウス) を用いてSSの発症機序を解明するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SSは、唾液腺や涙腺に何らかの自己免疫応答により誘発される慢性炎症性疾患であると考えられているが、その正確な発症機序は未だ解明されていない。そのため、根本的な治療法はなく、対処療法に頼るのみである。 本研究により、SSの発症に関わる病因T細胞の役割が明らかとなり、新たな疾患特異的創薬への応用も期待される。
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