研究課題/領域番号 |
17K18299
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
循環器内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
西中村 瞳 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 特任研究員 (90597692)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マクロファージ / 血管新生 / リンパ管新生 / 虚血肢 / 細胞治療 / IL-10 / 重症虚血肢 |
研究成果の概要 |
M-CSF存在下で培養したM-Mφ投与による虚血肢マウス血流改善効果の作用機序をIL-10 KO M-Mφを用いることにより明らかにした。WT M-Mφ投与の患側において、IL-6タンパクが、投与細胞なし及びIL-10 KO M-Mφ投与群に比べて有意に高い値を示し、血流改善の過程で投与細胞が産生するIL-10によりIL-6タンパクの発現調節が行なわれる可能性がある。次にin vitroで血管・リンパ管新生と形成の評価を共培養の系で行った結果、IL-10 KO M-Mφとの共培養ではリンパ管内皮細胞の管腔新生・形成に低下が認められたことから、投与細胞に発現するIL-10の関与が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞移植による血管再生治療は重症下肢虚血における重要な治療戦略であるが、投与細胞群による虚血肢の細胞が受ける影響及び血管・リンパ管新生に対する作用機序は不明な点が多い。これまでに我々はM-CSF存在下で培養したF4/80陽性細胞 (M-Mφ) 投与による虚血肢血流改善効果を見出してきたが、本研究ではIL-10 KO M-Mφを用いることにより細胞治療におけるIL-10の重要性を明らかにした。
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