研究課題/領域番号 |
17K18432
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 神奈川県立生命の星・地球博物館 |
研究代表者 |
大西 亘 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 学芸員 (00588270)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自然史標本 / 博物館資料データベース / 証拠資料 / 研究データ / 学術文献情報 / 研究成果情報 / Cross Reference / Open Science / 学術文献データベース / 博物館情報学 / 情報資源の構築・管理 / 自然史情報 |
研究成果の概要 |
博物館収蔵資料と引用研究成果における相互参照システムの構築のために有効な手法と解決すべき課題の整理を実践的に行うことを目的として研究を実施した。 自然史博物館に集積された標本と、標本を証拠として得られた研究成果の間に存在する引用・被引用の関係性を元に、相互参照可能なデータベースを試行的に構築した。研究を通じて、自然史研究の証拠である博物館標本の存在をその成果との結びつきから可視化すること、ならびに広範な利用者に対する博物館標本の利用機会の創出に対し、一定の成果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地方自然史系博物館に収蔵された植物標本を対象として、本研究の目的である課題整理を実施した結果、国内では植物標本を納める博物館等の標本室の多くにおいて、資料データベースが整備され標本登録が実施されていたが、(1)未整理・未登録の標本の整理登録、(2)標本を引用した著作物情報の記録、(3)古い時期の研究成果における引用標本との参照整理の3点が、今後国内で広範囲に引用・被引用の相互参照が可能なデータベースの整備のために解決が必要な主要な課題であることが明らかとなった。
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