研究課題/領域番号 |
17K18550
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
安部 由起子 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (50264742)
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研究分担者 |
高橋 新吾 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (70445899)
獺口 浩一 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (80398312)
高橋 アナマリア 神戸大学, 経済学研究科, 経済学研究科研究員 (00634635)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | シングルマザー / 米軍基地 / 自衛隊基地 / 軍事基地 / 社会経済指標 / 沖縄 |
研究成果の概要 |
国勢調査のデータから、シングルマザーに育てられる子どもの比率を算出し、市町村間で比較した。この比率は、沖縄の米軍基地のある市町村で高い。1990年と2010年を比較すると、1990年には沖縄の米軍基地の立地する市町村でこの比率が高かった。その後20年の間に基地のない市町村でシングルマザーがより大幅に増えた。その結果、基地がある市町村ほどシングルマザーに育てられる子どもの比率が高いという傾向は、近年になるほど小幅になっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本におけるシングルマザーに育てられる子どもの比率は、沖縄の米軍基地で高かったが、近年には基地のある市町村とそれ以外の市町村の差が小幅になった、という結果を、海外からの研究者、および、国内からの研究者以外の参加者が参加した国際シンポジウム「子どもの貧困と政策:日本とアメリカ」(首都大学東京「子ども・若者貧困研究センター」主催、2019年3月11日)で発表し、広く研究結果を発信することにつとめた。
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