研究課題/領域番号 |
17K18552
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
中島 賢太郎 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (60507698)
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研究分担者 |
井上 寛康 兵庫県立大学, シミュレーション学研究科, 准教授 (60418499)
中嶋 亮 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (70431658)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 熟練技能 / 知識波及 / 生産性 / 技能継承 / 技能伝承 / 知識伝播 / 技術伝承 / 技術伝播 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、企業における技能および専門知が生産性に与える役割、および、その継承・伝達について実証的に検証を行うものである。企業が保有する熟練技能の定量化を熟練技能者表彰制度による表彰者の情報によって把握し、定年および、その他の外生的理由による熟練技能者の退職イベントを企業内熟練技能における外生変動とすることで、企業内熟練技能が企業生産性に果たす役割について分析を行った。熟練技能者データベースの構築および退職情報データベースを構築し、企業内熟練技能が企業生産性に対し正のインパクトを持つという予備的結果が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生産性上昇についてその決定要因を探ることは学術的・政策的に重要な課題である。本研究課題は、企業における技能および専門知が生産性に与える役割、および、技能および専門知の継承・伝達について実証的に検証を行った。国や各種団体が主催する熟練技能者表彰制度を利用することで、企業内熟練技能を定量化し、さらに熟練技能者の退職によって生じる企業内熟練技能の変動を用いることでその効果を推定した。
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