研究課題/領域番号 |
17K18581
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 (2020) 山口大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
東島 仁 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (80579326)
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研究分担者 |
和田濱 裕之 京都大学, iPS細胞研究所, 特定研究員 (00765513)
丸 祐一 鳥取大学, 地域学部, 教授 (10466708)
井上 悠輔 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (30378658)
三成 寿作 京都大学, iPS細胞研究所, 特定准教授 (60635332)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 患者・市民参画 / 責任ある研究・イノベーション / RRI / 科学コミュニケーション / ELSI / 対話 / コミュニケーション / 患者参画 / 市民参画 |
研究成果の概要 |
先端医療の研究開発における「疾患当事者の参画(PPI)」は、研究の社会的、倫理的並びに科学的な妥当性を高める手段として、米国や欧州を中心に急激に定着し始めている。本研究は、PPIや類する活動の海外動向と、国内の先端生命医科学と患者やサバイバー等の疾患当事者をめぐる状況、研究助成機関や学会等の中間組織のありようをふまえて、日本に適したPPIのあり方について、主として再生医学・医療領域を対象に、研究者と疾患当事者のパートナーシップ、研究者の責任のあり方、責任ある研究・イノベーションの各観点から理念的分析を行い、有意義で、かつ持続可能なPPIの実現に向けた手法開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、再生医療・医学領域を主なモデルとして、国内の先端生命医科学に必要とされる疾患当事者の研究参画PPIのあり方を理念面から示し、PPIのあり方や手法を分かりやすい資料を社会と研究者に提供し、実践に向けた具体的手法を提示した。日本における責任ある研究の推進に資する知見を提供し、そのような動きを実践、理論の両面から支えたという意味で、学術的並びに社会的に有意義な知見を産出したと考える。
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