研究課題/領域番号 |
17K18591
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学およびその関連分野
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
菅野 博貢 明治大学, 農学部, 専任准教授 (40328969)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 墓地の循環利用 / 自然葬墓地 / 多死時代への対応 / 無縁社会への対応 / 墓地計画 / 永続的利用 / 循環利用 / 自然葬 / 葬送文化 / ランドスケープ / 地域資源 / ランドスケープ・デザイン / 死生観 / 地域資源としての墓地 / 亀甲墓 / 墓地 / 合葬墓 / 無縁墓 / 永続的システム / 超高齢化社会 / 多死社会 |
研究成果の概要 |
超高齢化社会の進行と年間死亡者数の増加が予測される現在、墓地問題は多様化する様相を見せている。本研究では、墓地の循環利用や環境負荷の少ない自然葬など、葬送形態の先進国の事例を調査、研究するとともに、我が国の葬送慣習に照らし合わせることで、我が国でも導入可能な環境負荷が少なく、循環利用が可能な墓地、埋葬地のあり方について検討することを目的とした。2017年度は欧州で、2018年度はオセアニア地域で先進事例の収集を行い、2019年は日本国内で事例収集を行ったが、2020年以降は新型コロナの影響により、調査を完結することができず、結果的に未完のまま助成期間を終了することになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、墓地の循環利用や環境負荷の少ない自然葬など、葬送形態の先進国の事例を調査、研究するとともに、我が国の葬送慣習に照らし合わせることで、我が国でも導入可能な環境負荷が少なく、循環利用が可能な墓地、埋葬地のあり方について検討することを目的とした。欧州で情報収集した墓地の再利用の仕組みや、オーストラリアの自然葬墓地など、我が国でも導入可能な持続可能性のある葬送形態を調査することができたことについては、社会的意義があったと考える。しかしながら、新型コロナの影響により2020年以降の調査ができなくなったため、それらを学術的視点からまとめることはできなった。
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